■OASIS heart 7号
より良い透析条件 ―体重管理を目指して |
|
透析中にマック?私たちOasis Medicalでは、透析中の患者さんの飲食に対して特に制限は設けていません。そのためか透析中にファストフードを食べている方が多く、血液データや体重管理は大丈夫なのかな?と気になったことが、この研究を始めるきっかけでした。
透析中の飲食の有無を評価してみよう
今回の研究は、透析中に「飲食されている方」と「飲食されてない方」をそれぞれ8名ずつ抽出し、飲食している方の食事内容を目視にて確認の上、透析中の飲食の有無による患者さんの血液データ(尿素窒素、クレアチニン、リン、カリウム)、体重増加量、高カリウム血症治療薬および高リン血症治療薬の服用量、透析中における経時的な収縮期血圧の変化について比較評価しました。 制限されるよりハッピーなほうが良い
中には、透析中に飲食できることも幸せなことと思われる患者さんもいらっしゃるでしょうから、それを禁止されることがストレスになることもあるため、Oasis Medicalでは患者さんが望むのであれば制限することなく、飲食していただいても良いと考えました。また、透析中に飲食している患者さんは、実際に食事内容を見ることができるため、食事指導にも役立てていけるのではないか 透析中の飲食の有無に関わらず、塩分管理、水分管理は重要です。しっかり食べて、しっかり透析する。これによって、患者さんのQOLを向上することができるよう、今後も検討を続けていきたいと思います。(K.T) (Visited 1 times, 1 visits today) |