在宅血液透析について
医療機関と同じ装置を使用し、患者様自ら自宅で血液透析を行う「在宅血液透析」を選ぶ方が増えています。
在宅血液透析をはじめるには介助者の同意やトレーニング等、いくつかの決まりごとがありますが、それを上回るメリットがあります。
在宅血液透析5つのメリット
- 透析回数が増えるので合併症のリスクが減る
- ライフスタイルに合わせて透析できる
- 通院不要なのでプライベートな時間が増える
- 毎日透析できるので身体にやさしい
- 飲水・食事制限がほぼ無くなる
在宅血液透析を希望される方、もっと詳しく知りたいという方はお気軽にご相談ください。
在宅血液透析をはじめる条件
在宅血液透析は希望すれば誰でも受けられるわけではありません。以下の条件を満たす必要があります。
- 透析患者ご本人の強い希望があること
- 介助者が同意していること
- 自己穿刺や自己管理ができる
- 支障となるような合併症がなく、医師の承認がある
- 在宅血液透析の前に一定期間トレーニングができる
- 建物の条件(上下水道、畳一畳ほどのスペース、20A以上の電源等)
- 当院が管理できるエリアに住んでいる(お問い合わせください)
- 導入後、月1~2回の外来受診をすること
在宅血液透析の費用
在宅血液透析であっても、通院と同じように保険が適用されます。そのため、医療費については所得に応じて0円~2万円程度かかります。透析機器のレンタルもこれに含まれます。
また、光熱費については別途月2~4万円かかります。詳細はお問い合わせください。
在宅血液透析に移行するまでの流れ
在宅血液透析は自分のライフスタイルに合わせて透析できるというメリットがありますが、すぐそばに医師や看護師おりません。開始前にしっかりトレーニングを実施する必要があります。
- 患者と介助者が説明を受ける
- 適正審査、医師・スタッフによる
面談、診察 - 自宅にて透析装置や材料(透析液等)の保管場所のチェック
- 知識や技術のトレーニング
(3~6ヶ月) - 透析装置の搬入、試運転の後、
在宅血液透析開始
在宅血液透析セミナー
透析患者さんに在宅血液透析についての真実を伝える「在宅血液透析 IKI IKI PROJECT」(OasisMedical)で開催されたセミナーを公開。
「生きる、活きる在宅透析ってなに?」その答えをぜひご覧ください。
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オープニング
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在宅透析とは?