透析患者だってUSJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）を楽しみたい！

身体障がい者手帳を持参することで、USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）では特定の割引やサポートを受けられます。この記事では、USJで受けられる障がい者向けサービスや、USJ近隣の透析施設について説明しています。サービスを受けるための注意点も記載していますので、透析患者さんがUSJに行く際には要チェックの内容です。

USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）の障がい者向けサービスは「バリアフリーガイド」としてUSJのホームページで紹介されています。「ライダーズガイド」は障がい者向けのサービスをまとめたパンフレットで、ホームページからダウンロードも可能です。

車いすの乗り降りがしやすい駐車場や化粧室、救護所の場所や、障がい別のアトラクションの利用案内がまとめられています。

事前に受けられるサービスをチェックしておくと、身体への負担を抑えた計画を立てられ、当日のパークをより楽しむことができます。サービス・サポートの多くは、障がい者手帳が必要になりますので、パークへ出かける際には、必ず障がい者手帳の原本を持参しましょう。

・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン　バリアフリーガイド
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン　ライダーズガイド

USJでは以下の障がい者向けサービスを利用できます。

身体障がい者手帳の提示により、割引価格のパークチケット「障がい者向けスタジオ・パス」を購入できます。身体障がい者手帳を持っている本人と、同伴者１名まで購入が可能です。年間パスの割引はなく、ダイレクトインの利用はできません。

USJのパークチケットは日程によって価格設定が異なり、1デイ・スタジオ・パスの大人料金は8,600円～10,900円（税込）です。障がい者向け割引スタジオ・パスは、全日程4,700円（税込）で購入できます。（2024年4月30日現在）

駐車場の料金所で障がい者手帳を提示すると、車いすなどの乗り降りがしやすい区画の案内を受けられます。駐車料金の割引はありません。

エントラスに入って右側で車いすの貸し出しをしています。1台５００円（非課税）にてレンタルできます。台数には限りがあるので必ずレンタルできるとは限りません。予約もできないため、確実にレンタルしたい場合は開園時間すぐのレンタルがおすすめです。

アトラクションの待ち列に並ぶのが困難な場合は、待ち列以外の場所で待ち時間を過ごせるサポートです。障がい者手帳を持っている本人と同伴者６名までが利用できます。

障がい者手帳とアトラクション利用当日に有効のスタジオ・パス全員分を持って、エントランスに入って左側のゲスト・サービス、もしくはアトラクションのエントランスにて、ゲストサポート・パスを発行し、アトラクション利用の予約をします。ハリーポッターやニンテンドーワールドのアトラクションなど、一部対象外のアトラクションもあるため「ライダーズガイド」の７～８ページでご確認ください。

サポートシールを胸などの目立つ場所に貼っていると、クルーから積極的に声がかかるので、困ったことや質問などを伝えやすくなります。

・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン　ライダーズガイド
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン　チケットを探す・購入する

USJへ遠方から宿泊込みで行かれる場合は、臨時透析を受けられる透析クリニックの確保が必要になるでしょう。USJのある大阪市此花区とその周辺の福島区、港区、港区、西区、大正区などの臨時透析に対応している透析施設を紹介します。

透析患者さんがUSJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）に行く際には、移動やアトラクションの待ち時間などの体力的な負担はなるべく少なくしたいところです。身体障がい者手帳を提示することで、チケットの割引やアトラクションの待ち時間を列に並ばずに待つことのできるサポートなどを受けられます。

車いすをご利用の場合は駐車場の乗り降りしやすい区画の案内や車いすレンタルなどのサービスも活用できます。連泊で大阪、USJに行かれる際にはUSJ近くの透析施設のまとめをぜひご活用ください。