■OASIS heart 2号
保険制度と透析治療の費用について |
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透析治療は長い間継続するため、ライフスタイルが変わってしまうことや、治療費など経済的な面で不安をかかえる患者さんも多くいらっしゃいます。そこで今回は、保険制度と透析治療の費用についてご案内します。 保険制度透析治療を始める患者さんは、市区町村役所の障害福祉担当の窓口で障害者手帳の交付申請の手続きを、そして医療保険の窓口で「特定疾病療養受療証」の交付申請手続きをしましょう。 「特定疾病療養受療証」の交付を受けることで、透析治療にかかる医療費のうち、自己負担は3割ではなく、月1万円(健康保険・国民健康保険の方で一定以上の所得のある方は2万円)で納まるようになります。
医療保険には、健康保険と国民健康保険があり、健康保険には協会けんぽ(旧政府管掌健康保険)・健康保険組合や各種共済組合(公務員、私立学校教職員など)による保険・船員保険など、さまざまな種類があります。
ご不明な点や詳細については、お住まいの市区町村の窓口機関へおたずねください。まだ、最近、福祉事務所や保健所に「福祉系」「保険センター」など、親しみやすい名称の窓口に変更している役所が増えています。 転居される場合のお手続き透析歴の長い方はご存じを思いますが、転居の時も障害者手帳の住所変更など多くの手続きが必要になります。市区町村への転入届をすませた後、できればその足で済ませておきましょう。手続きに必要なものは、市区町村によって違うことがあります。
ご不明な点や詳細については、お住まいの市区町村の窓口機関へおたずねください。 (Visited 1 times, 1 visits today) |